Home > 児童がつくった作品集 > 2014年度 初等部ニュース一覧 > 運動会 ダンス 見所

初等部ニュース

2014/10/30第41回 平戸海の生活

僕は、2014年の夏に長崎県平戸市に5年生全員で、遠泳をしに行きました。遠泳グループは、上から「根師子グループ、三角岩グループ,人津久グループ」があり、根獅子は2km、三角岩は1.2km、人津久グループは0.8kmでした。5泊6日で、2日目に平戸市の人津久という浜で5日目の遠泳に向けて練習を始めました。

3日目、平戸に着いて初めて雨がふり、午前の水泳練習が中止になり、代わりに平戸市内見学をすることになりました。しかし、途中、朝ふっていた雨よりも、すごい量の雨がふってきて、市内見学も中止になりました。でも、午後の練習はすることができました。しかし、海は黄色くにごり、枝やはっ葉がういていました。

5日目、遠泳当日、三角岩グループ、人津久グループ、根獅子グループの順番で泳ぎ、無事全員完泳しました。そして、長かったようで短かった平戸海の生活が終わりました。

東京に帰って、海の生活の作文を書きました。そこでは、いろんなことをふり返りました。原爆資料館の事や大雨の中の市内観光、5年間の水泳練習を積み重ね、休んでしまった人以外、完泳できたのでよかったです。

次に、一番長い距離を泳いだ根獅子について話します・・・。

根獅子の浜から人津久の浜まで遠泳をしました。距離は2kmです。最初はドキドキしました。練習はひたすら泳ぐことです。第一ブイや第二ブイや第三ブイを泳ぎました。大変でした。一度浮島で海底の砂をとって来るというゲームがあって、すごく怖かったです。すごく深いように見えました。だけど、リーダーは、 
「そんな深くない。」
と言ったので、もう一度やりたくなりました。練習の後の氷砂糖はおいしすぎました。

遠泳当日、天気は晴れ、遠泳にちょうどいい波でいい条件だった根獅子の浜は、漂流物がたくさんありました。浜の砂は熱くて足が焼けそうでした。遂に泳ぎ始めました。海に入る前にオリーブオイルをぬりました。寒くならないようにです。泳ぎ始めて10分ぐらいすると、海が真っ黒になりました。岩が下一面に広がっているからです。意外にこわいです。海がエメラルド色に変わってきました。とてもきれいでした。浮き身をした時には空がきれいに見えました。

いつの間にか浜が見えてきて、
「えーんよこうらい(栄誉迎来)」
とさけんでいました。もうすぐなのに意外と遠かったです。

浜に着いた時はふらふらで、今でも覚えています。
根獅子を泳いだみんなで「バンザイ。」と言いました。その後のスイカは、すごくおいしかったです。
平戸ですごくいい経験ができたので、よかったです。

Y.S, T.K