イエス様の足跡編
嵐をしずめる
嵐をしずめる 
-マルコによる福音書4章35~41節-

ゲネサレト湖を向こう岸に渡ろうとしていたとき、
激しい突風にあい、舟が沈みそうになった。
弟子達が大騒ぎしているとき
イエス様は艫を枕に眠っておられた。
弟子達は助けてほしいと思ってイエス様を起こした。
イエス様は、風を叱り、「黙れ、静まれ」と言われた。
すると、嵐は静かになった。
そして、弟子に「なぜこわがるのか。まだ、信じないのか。」
と言われた。
イエス様が共にいて下さることの平安をしる物語。

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空の鳥を見よ
空の鳥を見よ
-マルコによる福音書6章25~34節-

「山上の説教」と言われているイエス様の言葉、
空の鳥も、野の花も、天の父なる神様が、
養い装ってくださる。
まして、人間を神様は、もっと愛してくださっている。
だから、
「明日のことは、思いわずらうな。
明日のことは明日自身が思いなやむ。」
「まず、神の国と神の義をもとめなさい。」

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子供を愛するイエス様
子供を愛するイエス様 
-マルコによる福音書10章13~16節-

イエス様は言われました。
「子どもたちを私のところに来させなさい。
妨げてはならない。
神の国はこのような者たちの者である。
はっきり言っておく。
子どものように神の国を受け入れる人でなければ、
決してそこに入る出来ことはできない。」

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永遠の命に至る水(サマリアの女)
永遠の命に至る水(サマリアの女) 

シカルというサマリヤの町での出来事。
ヤコブの井戸のかたわらにイエス様が座っておられると
昼間の暑いときにだれにも会わないように一人の女が水をくみにきた。
そこで、イエス様はいわれた。
「この水を飲むものはだれでもまた渇く。
しかし、私が与える水を飲むものは決して渇かない。
私が与える水は、その人のうちで泉となり、
永遠の命に至る水がわき出る。」

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クリスマス編
受胎告知
受胎告知

み使いがブリエルが神からつかわされて、
ひとりのおとめのもとに来きました。
このおとめは、名をマリヤと言って、
大工のヨセフのいいなずけでした。
み使いがマリヤに言いいました。
「恵まれた女よ、おめでとう。主があなたとともにいられます。」
このことばに、マリヤは胸騒ぎを覚えました。
み使いは、続けて言いました。
「聖霊があなたにくだり、あなたは男の子を産む。
その子をイエスと名付けなさい。」
マリヤは答えました。
「どうしてそんなことがあり得ましょう。
私には、まだ、夫がありませんのに。」
み使いは言いました。
「この方は、いと高き者の子と呼ばれるであろう。」
マリヤは、静か答えました。
「私は主のはしためです。おことばどおり、この身になりますように。」
み使いはマリヤを離れていきました。

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クリスマス編
馬小屋の中で
馬小屋の中で

ある日、全世界の人口調査をせよとの勅令が、
皇帝アウグストゥスから出ました。
そこで、人々は、自分の生ま れ故郷に帰って、
登録をしなければなりませんでした。
ヨセフは、ダビデ家の出で、その血統であったので、
ガリラ ヤのナザレからベツレヘムへ、
いいなずけのマリヤとともに向かいました。
ベツレヘムに着いた二人は、宿屋を探しましたが、
どこも満員で泊まるところがありませんでした。
そこで、ヨセフ とマリヤは、馬小屋に泊まることになりました。
マリヤは、月が満ちて、男の子を産みました。
その子の名は、イエス。

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クリスマス編
荒れ野の羊飼い
荒れ野の羊飼い

すべての人々が眠りについている夜、
野原では、眠らずに見張りを続ける羊飼いがいました。
いつものように、羊は静かに眠り、
何事もおこらないかのように静かな夜でした。
すると、突然、あたりが急に明るくなり、光が空いっぱいに満ち、
羊飼いたちをめぐり照らしたので、
胸がつぶれるぐらいに驚き、恐れおののきました。
み使いが、光の中にあらわれて言いました。

「恐れることはありません。
すべての民に大いなる喜びをあなたがたに伝えます。
今日、ダビデの町に、あなたがたのために、
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主なるキリストです。
あなたがたは、飼い葉桶に寝かせてあるみどり子をみつけるでしょう。
それが、あなたがたに与えられるしるしです。」

すると、おびただしい天使が加わって、神を讃美して言いました。
「いと高きところでは、神に栄光があるように、
地の上では、御心にかなう人々に平和があるように」
そして、み使いたちは、離れていきました。

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クリスマス編
三人の博士
三人の博士

イエス様が、ヘロデ王の時代に、
ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、
遠い東の方の国に星の研究をし ている博士たちがおりました。
ある晩、彼らは、いままでに見たこともない大きな星を見つけました。
それが、新しい王様の誕生のしるしだと悟った博士たちは、
その星をたよりに、旅を続け、ユダヤの国にたどりつきました。

新しい王様はどこにお生まれになったかをヘロデ王に聞きました。
ヘロデ王は、学者を集め、すぐに調べさせました。
すると、「ユダの地、ベツレヘム」という地名が、わかりました。
ヘロデ王は、三人の博士にその場所を伝え、
「見つけたら、わたしにも知らせてほしい。拝みにいくから」
といいました。
三人の博士は、星に導かれて、ベツレヘムの馬小屋につき、
飼い葉桶の中に寝かせてあるおさな子を見つけました。
そして、宝の箱から、黄金、乳香、没薬を
おさな子にささげ、拝みました。
夢の中で、「エルサレムにもどるな」というお告げを聞いたので、
三人の博士たちは、別の道を通って、自分の国に帰っていきました。

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