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6年 ユニセフ特別授業 報告

 2月14日、日本ユニセフ協会の池田礼子さんが初等部に来校され、くすのきホールでユニセフの活動について話して下さいました。
 ユニセフ(国際連合児童基金)は世界の子どもたちの命と健康を守る活動をしています。栄養が十分にとれるように、安全な水と衛生的な生活が得られるように、全ての子どもたちが学校に行けるように、そして災害・紛争・感染症から子どもたちを守るために活動をしています。世界の恵まれない子どもたちが直面している問題や、ユニセフからの支援について、ビデオを使って、また水がめや非常食などの実物を見せることで、分かりやすく話して下さいました。
 水くみのため、足場の悪い道を、たっぷり水の入った水がめを頭に載せて遠くの川まで何往復もしなければならないために学校に通うことが出来ない子どもたち。水がいっぱい入った入った水がめを実際に持って歩いてみた子どもたちは、その重みに驚いていました。 また、紛争による爆撃で学校を壊され片方の脚を失ったシリアの女の子が、サッカーが大好きで将来は体育の先生になりたいと笑顔で話す場面を見た子どもたちの中には、「希望を失わずに学校に通い続けているのはすごいと思った。私も毎日を大切にしていきたい。」と感想を書いている子もいました。子どもたち一人ひとりの心に残る授業だったのではないでしょうか。