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ネット学習の近況・基本的な考え方

子どもたちの学習を保証するための取り組みとして「ネットでのプリントや動画配信」が良いのか「リアルタイムのオンライン授業」が良いのか、それぞれ意見が分かれるところかと思います。

どちらも一長一短はあります。特に低学年の子どもには、手元にきちんと教材を用意して、お家の方と一緒にしっかり取り組んでほしいと思いますが、そうすると在宅勤務の方もいる中でその時間保護者の方を拘束することになります。学年が上がって自分で学習を進められるようになっても、配信されたものをプリントアウトしたり、必要な道具をすべて自分で用意したりするのは一苦労だと思います。また、通信環境の不具合によってオンラインにスムーズに参加できない子どももいます。

検討を重ねた結果、青山学院初等部では前者の「プリントや動画配信」を軸に学習を進めることにしました。休校期間中も子どもたちが安心して学習を進めることができるように、さまざまなコンテンツを配信しています。

5・6年生はオンラインで子どもたちの質問を受け付ける取り組みを実験的に始めました。

他にも、オンラインホームルームで学習内容の質問を受け付ける学年もあります。通常通りの学校生活が送れない中できることは限られますが、その中で子どもたちのためにできることはなにかをこれからも考えて行っていきます。