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2年 農漁村の生活(秋)

「感謝にあふれた農漁村の生活」

10月8・9日、2年生は、千葉県の館山にて「秋の農漁村の生活」を無事に終えることができました。例年は、春・秋の2回の宿泊行事で、春に落花生とさつまいもの苗の植え付けをし、秋に収穫やフィールドワークをしています。ですが、コロナの影響で宿泊行事は断念せざる終えず、春には館山に出かけることができませんでした。農家の方々が代わりに植えてくださった落花生とさつまいもの写真を見ながら、子供たちと館山への思いを募られていました。そしてついに、半分ずつの人数・日帰りという形で、農漁村の生活が実現しました。
しかし、迎えた両日とも朝から雨。ああ、と思う教員の心配をよそに、子供たちは、雨を吹き飛ばすほどの最高の笑顔で登校してきてくれました。幸い、畑で掘っている間は雨もおさまり、「雨で土がやわらかくなって掘りやすいね。」と、感謝する声が聞こえてくるほど。農家の方々にやさしく収穫の仕方を教えていただきながら、持ちきれないほどのお芋や落花生を収穫し、泥にまみれても雨に濡れても、今できることの喜びをかみしめる時となりました。
また、「鄙の里」では牛乳工場を見学し、心を込めて作られている製造過程に感動しました。「渚の駅」の博物館では、館山の漁の歴史に釘付けになり、昔の人々の知恵に尊敬の念を感じました。また「海辺の広場」のミニ水族館では、館山の海の生き物を、国語で学習した「スイミー」の世界と重ね合わせながら楽しんで見ることができました。
日帰りという短い時間の中ではありましたが、神様の作られた自然を体いっぱいに感じて帰ってくることができました。
コロナ禍にあっても実現できたのは、多くの方々のお支えと神様のお導きがあったからと、感謝の気持ちにあふれる行事となりました。