9日目 6月6日(木)

寄港地:館山港
地図

かめりあ丸からの連絡

6月6日(木) 第9日目

深夜、遠州灘。駿河湾・相模灘を航行して8:00館山に大漁旗に迎えられて入港。
館山市の歓迎セレモニーを受ける。館山市のマスコット「ダッペエ」君も6年生を出迎える。
8:15市内散策に出発。
11:45帰船。
12:15出港。館山市観光協会が出港の見送りを市民に呼びかけた。
16:00竹芝着岸を目指して浦賀水道を航行。

第39回青山学院洋上小学校6年生をのせたかめりあ丸は15:56分、東京竹芝桟橋に帰港いたしました。神さまの見守りの内、多くの経験を重ねて航海を終えることができました。お祈りいただいた皆さんに心より感謝いたします。

洋上だより

下船式

9日間の洋上小学校もついに終わりをむかえました。船を下りるということにまだあまり実感がわきませんでした。でも、竹芝桟橋に着いてお母さんたちが乗船してきて、下船式を始める準備をしていると、本当に終わってしまうんだなあ・・・・・・と悲しくなりました。そして、青い乗組員帽から白い制帽にかえた瞬間にとても寂しくなりました。最後に、リーダーたちが作ってくれた、スピッツの「チェリー」の替え歌を歌って、洋上小学校をふり返りました。

洋上小学校は、たくさんの出会いがあり、たくさんの学びがありました。この経験をこれからの初等部生活に生かします。

(M.K)

船員さんとの別れ

9日目、ついにかめりあ丸から下船しました。下船のとき、ぼくたちはひとりひとり船員さんと握手をしました。そのとき、ぼくが仲良くしてもらっていた一等航海士の佐藤さんが「さようなら。ありがとう。」と言ってくれました。そしてぼくは船を下りました。船を下りてから、大声で「佐藤さーん!」と呼ぶと、手を振り返してくれました。

この洋上小学校はいろいろな人に支えられた行事でした。これからもこの経験を忘れずに、一生の宝として歩んでいきます。

(S.I)

帰航

本日、私たち6年生は無事に帰航することができました。お迎えに来てくれていたお母様方はとても嬉しそうでした。私たちの「ただいまー。」の言葉に「おかえりー。」と言ってくれました。下船式では、ぼろぼろと涙を流し、かめりあ丸との別れをさみしがっている人もいました。洋上小学校で学んだ事を今後の初等部生活に生かします。

(Y.S)

8日目 6月5日(水)

寄港地:新宮港

かめりあ丸からの連絡

6月5日(水) 第8日目

8:00 新宮港 入港 ヤタちゃんの歓迎を受ける。
歓迎セレモニー後、バスにて発心門王子まで行き熊野古道を歩き始める。熊野本宮退社まで歩き南紀名物めはり寿司の昼食を楽しむ。昼食後温泉にて最後の入浴を楽しむ。大門坂から那智大社まで歩き那智黒飴などのお土産を購入した後、那智の滝を見る。
17:40に帰船。ヤタちゃんの見送りを受けて
18:00船は新宮港を出港。熊野灘を東へ進みはじめる。
18:30船員さん達と最後の夕食「さよならパーティー」で洋上小学校の名残を惜しむ。さよならパーティー後、船長のスペシャルサービスで「星を見る会」を実施。みんな元気。

6月5日(水) 第8日目(午後8:00 現在) 三木崎沖

東北東の風 風力: 3
天気: 晴れ
気温: 23度
水色: 計測不能
海洋調査結果: 新宮港:水温19度 透明度5.2 pH7.9
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
0.45

洋上だより

世界遺産

今日は和歌山県の熊野に寄港しました。
和歌山県はみかんと梅が日本一です。
ぼくたちは熊野古道を歩きました、熊野古道は千年前からある道で、世界遺産にも登録されています。
ほかにも熊野本宮大社、那智大社等に立ち寄り、歴史を感じた一日でした。

(Y.K)

さよならパーティ

夜、さよならパーティがありました。これまでお世話になった船員さんたち、リーダーたちに感謝することをテーマにしました。
パーティで感謝を伝える中で、この洋上小学校がたくさんの人に支えられているということに改めて気づきました。
明日はいよいよ最終日です。

(H.K)

那智の滝

かめりあ丸は和歌山の新宮に着岸。ぼくたちは熊野に行きました。そこには那智の滝という日本一の落差をほこる滝がありました。目の前で見るとすごい迫力でした。ドトォと音もすごかったです。昔の人は滝自体を神さまとしていて、滝の上にはしめ縄がつけてありました。 

(R.I)

熊野古道

今日は和歌山県の熊野に上陸して、自然遺産の熊野古道をみんなで歩きました。静かに歩いていると、鳥の声、風にゆられる木の音など、いろいろな音が聞こえてきました。熊野古道の綺麗な空気を吸って、とても心地よかったです。

(E.H)

7日目 6月4日(火)

寄港地:宇品港

かめりあ丸からの連絡

6月4日(火) 第7日目

8:00下船 原爆記念資料館を見学。
その後、グループ毎に広島名物お好み焼きを楽しむ。中には食べきれずお持ち帰りにして帰船したグループも・・・。
12:30全員帰船。
13:00予定通り出港。瀬戸内海の景色を楽しみながら、赤道祭を行い、大いに盛り上がる。赤道祭の途中、来島海峡大橋を通過。
16:30赤道祭終了後餅つき大会。
19:36瀬戸大橋通過。かめりあ丸は明石海峡を越え紀伊水道を南下、新宮港へ向かう。疲れはたまってきているが全員元気。

6月4日(火) 第7日目(正午 現在) 広島・宇品港

南南西の風 風力: 2
天気: 晴れ
気温: 32度
水色: 不明
海洋調査結果: 未実施
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
0.00

洋上だより

平和を考える

今日は広島市内の見学でした。今日の目的は「平和を考える」でした。
私達はまず、平和記念資料館へ向かいました。
そこでは、原爆の恐ろしさやおぞましさが改めてよく分かりました。原爆は、一瞬で人の命を奪ってしまうのだということ。
戦争は本当にしてはいけないという事。
私達は日本人として原爆のできごとを忘れてはいけません。
私達はこれからも、平和について考えなくてはならないのです。  

(M.K)

洋上小学校赤道祭

第39回洋上小学校赤道祭が開催されました。
船の上での運動会、4種類の競技。
○×クイズ、伝言ゲーム、障害物リレー、綱引きの4種目。
みんなで、力を合わせて優勝を目指しました。
みんなの応援でもっとやる気が出ました。
同じグループの人のためにがんばっていました。
赤道祭の結果は1位と2位の差がとてもあったり、逆に最下位の6位と5位の差がほとんどなかったりと最初から最後まではらはらどきどきでした。
今回の赤道祭で船員さんともとても近づけました。
あと、残りわずかの洋上小学校、船員さんと仲良くなって洋上小学校を終えたいと思っています。

(Y.T)

瀬戸大橋通過クイズ

一昨日の夜、先生から紙が配られました。そこには「瀬戸大橋通過クイズ」と書いてありました。このイベントは毎年恒例で、瀬戸大橋を通過するのは何時何分何秒か考えて正解者には船員さんたちからすごい賞品をもらえるというものでした。僕はちなみに19時23分42秒にしました。
食事が終わった後、ブリッジに向かい時計とにらめっこしながら外を見ていました。ついに19時36分、瀬戸大橋の真下を通り過ぎました。瀬戸大橋はとても大きく迫力がありました。今回の瀬戸大橋クイズの成績がどうなるかわからないけど、大きな瀬戸大橋を間近で見られて良かったです。

(S.I)

6日目 6月3日(月)

寄港地:宇品港

かめりあ丸からの連絡

6月3日(月) 第6日目(午後6時10分現在)

ついに快晴の一日。宇品港より連絡船で宮島に向かう。弥山に登り瀬戸内の美しい景色を堪能する。下山後、それぞれのグループで昼食。厳島神社を見学し、周辺を散策後、入浴。集合場所に集まる6年生のほとんどの手にはもみじ饅頭の袋。18:00最終グループが帰船。夕食後、船員さん達の企画の気合いの入った○○○大会。広島の夜の海に絶叫が響き渡る。 疲労のためか若干の体調不良者がいるが概ね元気。

6月3日(月) 第6日目〈午後4時現在〉 広島・宇品港

北北西の風 風力: 2
天気: 晴れ
気温: 32度
水色: 17
海洋調査結果: 未実施
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
碇泊のため調査せず

洋上だより

宮島の景色

今日上陸したのは、宮島です。宮島は自然が沢山あり、とても綺麗な島です。
私たちはそこで弥山に登りました。そこは、日本三景の中の一つで、頂上からは素晴らしい瀬戸内の景色が見られ、思わず歓声をあげそうになりました。とても綺麗な宮島の景色は、私達の一生の宝になるとおもいます。

(E.H)

鹿のお出迎え

今日は広島の宮島に行きました。そこではお尻に白いもようがある鹿に出会いました。人間がちかづいても全然動じませんでした。宮島に着いたぼくたちをお出迎えしてくれているようでした。歩く姿を見ているととてもかわいかったです。

(R.L)

鹿と厳島神社

今日は広島県の宮島にいきました。
宮島には、鹿が至る所にいます。鹿は市街地にも平気で歩いていたり通路で寝ていたり、水辺にもいたり・・・・・・
でも、宮島の代表的なのは、なんといっても厳島神社ですよね。
厳島神社には海のにおいと神々しい感じがしました。

(Y.K)

5日目 6月2日(日)

寄港地:宇品港

かめりあ丸からの連絡

6月2日(日) 第5日目 関門海峡-瀬戸内海

天候小雨模様6:55関門橋を通過。瀬戸内に入る。午前中洋上授業、午後クラブ活動を実施。
15:30予定よりも早く宇品港に到着。前日できなかった凧揚げを宇品波止場公園で実施。
全員元気。

6月2日 第5日目(午前8時現在) 関門出口

東の風 風力: 4
天気:
気温: 18.5度
水色: 21(max)
海洋調査結果: 宇品港(広島) 水温:20.5℃ 透明度 1.70cm ph8
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
0.1

洋上だより

大変な一日

今日はいろいろあった日でした。朝起きると同じ部屋の友達の足が乗っかっていて動けなかったことから始まり・・・・・・。
次にはクラブ活動。甲板員見習いでは、かめりあ丸をぴかぴかにする活動をしたのですが、手に洗剤がつき・・・・・・。そして凧揚げでは・・・・・・下が濡れていたために凧がしめってぼろぼろになりました。でもそこでは船員さんのご協力により補修をして少しだけ飛ばすことが出来ました。今日は大変だったけれど、凧あげもでき、クラブ活動もできて良かったです。

(S.I)

イカ釣り

昨夜は福江島の沖でイカ釣りでした。前日の屋久島では、1杯しか釣れなかったけれど、福江島ではどんどん釣れて、みんなで10杯以上の大漁でした。道具の準備から釣り方まで、たくさんの船員さんたちが助けて教えてくださいました。そのイカは、今夜の夕食に登場しました。やわらかくて、甘くておいしかったです。

(S.N)

凧あげ

私たちは、まだ初日に作った凧をあげていませんでした。なぜならば、昨日の福江であげるはずが雨で中止になってしまったからです。しかし、それを知ったかめりあ丸の乗組員の皆さんが、一丸となってかめりあ丸を速く運航してくれて、予定よりも一時間半早く広島の宇品港に到着。その結果、一時間以上も港の前で凧揚げをすることができました。凧揚げでも、乗組員の皆さんがたくさん助けてくださいました。到着を早めてくださったことも、凧があがるように協力してくださったことも、ありがとうございます。後で機関長が教えてくださったのですが、二人の機関士の方が、船の後ろでバタ足をしてくださったそうです。本当かなあ?

(M.Y)

一日航行の日

今日は一日航行の日でした。午前中は洋上授業、午後は船の中のクラブ活動。船員さんたちからたくさん教わる一日でした。洋上授業では、チョッサーが船の造り(船にも背骨があること)や、粘土を使った浮力の説明、乗組員の方は、立場によって肩のマークが違うこと、12時間の中で3交代することを教えてくださいました。

(H.K)

船員さんの計らい

今日は、1日船内で過ごす予定でした。
洋上授業が終わり先生の言葉に耳を傾けると・・・・・・
昨日出来なかった凧揚げをするために、船員さんが早めに広島へ上陸出来るように調整してくださったのです。
私達は予定よりずっと早く着くことが出来ました。
1時間くらい凧揚げをすることが出来ました!
とても楽しい時間を過ごす事ができました。
船員さん、ありがとうございました!              

(M.K)

4日目 6月1日(土)

寄港地:福江港

かめりあ丸からの連絡

6月1日(土) 第4日目 長崎県福江島

天候は雨。堂崎天主堂見学の後、船に戻り昼食。
午後は福江教会で礼拝を守る。地元のクリスチャンの方々と良い交わりの時が持てた。
初等部の聖歌隊・ベルもすばらしい演奏を献げられた。教会の方の見送りの内に教会を出発。入浴と水の浦教会見学と分かれて行動(別行動入浴ー釣りグループ)
釣りグループはたくさんの釣果があった。イカ釣りでは10杯のイカが釣れる。全員元気。

6月1日(土) 第4日目(午後4時現在) 福江島

北西の風 風力: 2
天気: 曇り
気温: 21度
水色: 13(max)
海洋調査結果: 福江港(福江島) 水温:20.5度 透明度 7.4cm(海底) phー(未計測)
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
0.09

洋上だより

ごとりん

今日は福江島に寄港しました。つばきねこ、バラモン、ごとりんが歓迎セレモニーにきてくれました。ごとりんの名前の「ごと」は五島列島の五島を意味しています。「りん」は女の子を意味しています。教会のステンドグラスがモチーフになっています。

(R.I)

教会巡り

今日は福江島に上陸しました。福江島では教会巡りを行い、福江教会でミサを行いました。プロテスタントとカトリックで、キリスト教の考え方は少し違うけど、同じ場所で、みんなで神様を祈るという、とても素敵な一時でした。

(E.H)

福江島の名産品

今日、福江島にいきました。福江島は五島列島と呼ばれる島の一つで琵琶湖より一回り小さい島です。それでも大きくて五島列島の中で一番大きい島です。
福江島の名産品は椿です。皆さんも椿油をご存知ですか。
椿油は主に美容用に使われ、福江島の椿油は資生堂のシャンプー「TSUBAKI」にも使われているとガイドさんが教えてくれました。僕たちが乗船しているかめりあ丸の「かめりあ」も椿という意味です。繋がりを感じました。

(Y.K)

3日目 5月31日(金)

寄港地:屋久島

かめりあ丸からの連絡

5月31日(金) 第3日目(午後5時50分現在) 屋久島

天候は小雨が降ったり止んだり。紀元杉・屋久杉ランド・屋久杉自然館をめぐる。屋久杉ランドでは80分コースに挑戦。その後、釣りクラブ以外は田代別館で入浴。釣りクラブは釣果2匹。今晩は喜多先生の気合いの入った水圧実験とイカ釣りを楽しむ予定。小さなけがはあるが全員元気。18:00宮之浦港を出港。

5月31日(金) 第3日目(午後0現在) 屋久島

北西の風 風力: 7
天気: 小雨曇り
気温: 21度
水色: 4
海洋調査結果: 屋久島:水温23度 透明度7m pH8.5
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
0.25

洋上だより

屋久島の「紀元杉」

洋上小学校三日目は屋久島に行きました。その中でも一番インパクトが大きかったのは紀元杉です。見ただけでもとてつもない大きさで、その大木の周りには、へばりつくように他の木の根っこがくっついていました。
今日行った屋久島はこれまでの中で一番緑の自然を感じた島でした。僕たちのお世話をしてくださった屋久島の方々、ありがとうございました。また遊びに来ます!

(S.I)

屋久島の「屋久杉」

洋上小学校も3日目です。
今日の上陸地は、世界自然遺産に登録されている屋久島でした。
私達はまず「屋久杉ランド」というところに行き、ハイキングをしました。その後、紀元杉を見に行き、次に屋久島自然センターに行き屋久杉という木について学びました。屋久杉は、1000年超えてやっと「屋久杉」と呼ばれることに驚きました。
出航するとき、すごく寂しかったけどこの屋久島ともお別れです。
また来られる日を楽しみにしています。

(M.K)

水圧実験 動画撮影成功

2日目 5月30日(木)

寄港地:高知港

かめりあ丸からの連絡

5月30日(木) 第2日目

朝までうねりがあり、朝食は2分の1ほどが児童が出てきた。
午前中の洋上授業は全員参加。ほぼ定刻に高知到着。
お出迎えの式典では竜馬君とミニーゴ君の歴史的?対面があった。
高知の天気は雨が降ったり止んだり。美味しい鰹を頂き、市内見学も無事に終了。
木曜市を楽しみ入浴。
17:30帰船。
18:00過ぎ校友会高知支部の方数名のの見送りを受け出港。
夕食後、水圧実験とイカ釣りの講義。全員ほぼ元気。

5月30日(木) 第2日目 (午後3時現在)

南西の風 風力: 2
天気: 曇り
気温: 24℃
水色: 15
海洋調査結果: 高知:水温 失敗 透明度1.2m ph8.5
海洋調査班(児童)の調査結果
本日の酔い度:
(独自調査方法)
1.25

【本日の酔い度(独自調査方法)】 無作為に選んだ20人の0から5段階の平均値。
1.少し違和感がある
2.違和感のあるところがはっきりわかる
3.頭痛、吐き気、欠伸など症状が出始める
4.症状がはっきりとわかり、具合が悪い
5.吐いた 死にそうに苦しい。

洋上だより

高知の路面電車

最初の寄港地の高知にお昼ごろ寄港し、路面電車で移動しました。
路面電車は、線路とホームの段差がほんの少ししかありませんでした。
東京にはあまりないので貴重な体験をしました。

(R.I)

イルカと遭遇

高知に上陸する前、「かめりあ丸の周りにイルカがいますよ。」という先生の船内放送を聞いて、みんなデッキに大急ぎで駆けつけました。デッキからは何匹ものイルカが見えました。イルカはとても優雅に泳いでいました。イルカを見られたのは運が良い事なのでこの後の洋上小学校が良いものになると良いです。

(E.H)

1日目 5月29日(水)

出発:竹芝桟橋

かめりあ丸からの連絡

5月29日(水) 第1日目

10:00定刻に竹芝桟橋を出発。1年生と共に横浜に向かう。
12:00すぎ1年生や保護者の皆様は横浜港で下船し、横浜を出港。出航パーティーは唐揚げやサンドイッチが人気。東京湾を出る頃からうねりが出始め、気持ち悪くなる児童がちらほら出始める。
14:30避難訓練を実施。救命胴衣を付け甲板に集合し消火訓練を行う。避難訓練後、グループ毎に凧作り。うねりはあるが子どもたちは元気だった。
20:00 遠州灘
夕刻より次第にうねりが大きくなり、夕食には10数名がいなかった。揺れもさらに大きくなってきたので全体ミーティングを早めに切り上げ8:30消灯。全員元気。

5月29日(水) 第1日目(午後4時現在)

天候: 伊豆沖(16:00)
南の風 風力:3
天気:小雨
気温:21度
波高:3メートル
海洋調査結果: 竹芝:水温19.5℃ 透明度2.2m ph8
本日の酔い度:
(独自調査方法)
1.45

洋上だより

九日間の旅へ

今日の朝はいつもより早く起き、眠い目をこすって竹芝桟橋にやってきました。まだ誰も来ていない中央広場から、かめりあ丸を見ると、大きく胸を張って港に泊まっていました。すると徐々に人が集まってきてみんな初めて見るかめりあ丸に感動していました。これからこのかめりあ丸に乗って九日間旅に出ます。お母さん、お父さん、僕たちの家、九日間行ってきます!!

(S.I)

行ってきます!

今日は、洋上小学校初日。いよいよ始まりました。
毎年、洋上小学校では竹芝桟橋から横浜港まで1年生と過ごします。
まだ乗って間もない「かめりあ丸」に1年生を案内するのです。
最後に1年生に紙テープを投げます。
どんどん1年生や、お母さんが小さくなっていくのを見つめていると少し寂しくなりました。
今日から8泊9日、洋上小学校。自分にできることをやり遂げようと思います。
それでは行ってきます!

(M.K)

避難訓練

今日、避難訓練を行いました。
救命胴衣を着て、船員さんの放送を静かに聞き、もしもの場合に備えました。訓練だからといって、手を抜く船員さんはいませんでした。私達、小さな乗組員を守るため一生懸命に救命胴衣の着方、避難の仕方などを教えて下さいました。私達も船員さんのお話を良く聞いて、楽しい洋上小学校を過ごしたいです。

(Y.T)

今回の洋上小学校について

初等部長のごあいさつ

「海は、すごい」

皆さんは、知っていましたか。海は、地球の陸地以外の部分で、地表の約70%を占めていることを。皆さんは、知っていましたか。海は全部つながっていることを。皆さんは、知っていましたか。最古の生命の誕生は海だったことを。

海に囲まれた島国、日本に生まれ育った者として、あらためて「海」を考えてみました。地球の地表の7割が「海」。これだけでもすごい。そして海はつながっている。と言うことは、船で世界1周ができてしまう。やっぱりすごい。生命の誕生は海。だから「母なる海」と言われるのです。

第39回 青山学院初等部洋上小学校。今年も、「すごい。海」に127名が船出します。きっと、船出をした瞬間から「すごい。」の発見の連続だと思います。大切なのは、感じる心を持ち、よく考え、自分を信じ、正しいと思うことをやってみること、行動してみることです。その時、仲間がいます。先生、リーダーがいます。東海汽船の船長さんをはじめ乗組員の方々がいます。そして、神さまが共にいて、助け、導いてくれるでしょう。

船の中は1日24時間、8泊9日。どこにも逃げ場がありません。すばらしい洋上小学校となるために、いつも感謝の気持ち「ありがとう(サンキュウ39)」を忘れないで過ごしてください。

小さな乗組員に、神さまの豊かな祝福とお恵み、そして航海の安全が守られるようお祈りしています。

青山学院初等部 部長 中村 貞雄

校長のごあいさつ

今年度の上陸地は「大人になるまでに触れておきたい、知っておきたい、考えておきたい」というコンセプトで選びました。この上陸地で「ふるさと日本 ぼくらの手でできること」というテーマで行動します。視野を広げるだけでなく、行動に移す大切さを学び考え実践していきます。

かめりあ丸は9日間、私たちの家です。上陸地から私たちはわが家であるかめりあ丸に「ただいま」と元気よく戻ってきます。食事も睡眠もこのわが家。仲間たちと共にする食事や睡眠。不安も辛いことも共に乗り越えて絆を深めていきます。こどもたちが船の中でも小さな乗組員として「ぼくらの手でできること」を学び、人としてさらに大きく成長して欲しいと願っています。

そして、かめりあ丸は9日間、私たちの教室です。船のエンジンの音が常に聞こえる教室。24時間揺れ続ける教室。本当の生きる力を付ける教室。東海汽船の乗組員の方や皆様のご尽力により夢や希望がぎっしりつまった教室「かめりあ丸」は6年生を乗せて前進し続けます。

洋上小学校というチャンスに感謝し、子どもたちは出航します。どうぞ航海の無事を祈りに加えてください。

たくさんのお支えに感謝して

第39回 洋上小学校 校長 古閑 ひかり

シンボルについて

第39回洋上小学校シンボル

第39回洋上小学校のシンボルマーク決定

応募作品の中から学年教務会の選考の結果、左の作品が最優秀作品に選ばれました。作者である児童の、作品作成の思いを紹介します。

太陽の光をいっぱい受けて、力強く波をかき分け、「明日」という未来へ突き進む初等部6年生をイメージしました。