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第49回(2023年)

洋上小学校

6月8日(木) 9日目 犬吠埼沖

6月7日(水) 8日目 寄港地:宮古港

6月6日(火) 7日目 再出港:竹芝桟橋

6月5日(月) 6日目 東京寄港

6月4日(日) 5日目 児童自宅待機

6月3日(土) 4日目 児童自宅待機
一時帰港:竹芝桟橋

6月2日(金) 3日目 大島岡田港沖

6月1日(木) 2日目 御前崎付近

5月31日(水) 1日目 出港:竹芝桟橋

今回の洋上小学校について

初等部長のごあいさつ

周りを海に囲まれた国日本に生まれ育つ私たちは、海のことをどれだけ知っているでしょう。海と出会う体験をどれだけしているでしょう。海の国日本に生まれ育ちながら、海と出会うことのない人が何と多いことか。そういう私も、初等部で経験させていただかなければ、こんなにも深く海と出会うことはなかったでしょう。
海との出会いを求めて始まった洋上小学校が、伝統を重ねて49回、今年も5月31日に出航します。子どもたちは、お客さんとしてではなく、船長に繋がる小さな乗組員として、海のこと、船のことを学んできます。寄港地では、その土地の自然や人々と出会って、見聞を広めてきます。6年間の行事の総仕上げとして、自分たちの生活は自分たちで作っていきます。6年生が、ひと回り大きくなって帰ってくるのを、楽しみに待っていてください。
今回は、高知、壱岐、門司、広島、熊野、館山の6か所に寄港しながら、太平洋、東シナ海、関門海峡、瀬戸内海の海を巡ってきます。多くの方々に支えられての旅になります。感謝をこめて旅立ちます。

青山学院初等部 部長 小野 裕司

校長のごあいさつ

昨年度も、コロナ禍で中止してきた宿泊行事をどうしたら再開できるのか、必死に考え、探る1年でした。子どもたちにも協力を仰ぎ、用心しながら丁寧に行事を行い、少しずつ知見と経験を増やしてきました。小さな成功の積み上げ、いろいろな方々の知恵、努力、工夫があり、そして多くの方々のお支えとご協力のおかげで第49回洋上小学校に出航することができます。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。
初等部の行事全てに共通するテーマは「神・人・自然を知る」です。今年度は竹芝桟橋を出航してから西の方角へと船をすすめます。そして、日本の美しい自然や歴史、文化と、そこに働く神様の存在を感じに行きます。
8泊9日という行程は非常に長く、決して楽しいことばかりではありません。うまくいかないこと、苦しいこと、我慢や不便がたくさんあることでしょう。しかし、それらはチャンスでもあります。自立した一人の「小さな乗組員」として、物事に主体的に取り組み乗り越え、一回りも二回りも大きく成長して、また竹芝桟橋に戻って参ります。皆様どうぞ、この航海の無事と子どもたちの成長をお祈りください。
それでは、行って参ります。

第49回 洋上小学校 校長 西村 征将

シンボルマークについて

第49回洋上小学校のシンボルマーク決定

応募作品の中から学年教務会の選考の結果、右の作品が最優秀作品に選ばれました。作者である児童の、作品作成の思いを紹介します。

さるびあ丸が大きな海に向かって力強く出航するイメージで描きました。工夫したところは、6年生一人一人が賜物を活かし、どんな色にでも輝けるよう信仰の盾をグラデーションにしたところです。
洋上小学校ではみんなで力を合わせ、成長できることを願っています。
黒須 滉生