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小中高一貫した英語教育

青山学院独自のカリキュラムとシラバスに基づく英語教材

~児童・生徒の発達段階を考慮した4-4-4制の理念に基づく一貫教育~

青山学院では、英語教育への取組みを、初等部・中等部・高等部の12年間、さらには高大連携をも視野に入れた16年間の一貫教育と捉えています。院長を下に、初等部から大学までの教員で構成する青山学院英語教育研究センターを設置し、一貫教育校の特性を生かしながら、「英語の青山」の伝統を維持、進化させるための研究を進めております。

 英語教育研究センターでは、初等部から高等部までの12年間を、児童・生徒の発達段階を考慮して、第1期(初等部1年生~4年生)、第2期(初等部5年生~中等部2年生)、第3期(中等部3年生~高等部3年生)とした4-4-4制の理念に基づき、12年間を一貫する英語科のシラバスとテキストの開発を取組んでまいりました。

 2007年に、第1期と第2期の最初の学年である初等部1年生と5年生用のテキストが完成し、2008年4月より使用を開始いたしました。その後もテキストの作成を進め、2014年12月に第12巻を刊行し、『SEED BOOKS』(第12巻)が完成いたしました。小学校から高等学校までの12年間のテキストを、一貫するカリキュラムに基づいて作成する構想は、他に類を見ない青山学院独自の試みです。

このテキストのタイトルSEEDは、深町正信名誉院長の提案により、聖書の言葉
’Mustard Seed’「からし種」から名づけられました。SEEDには、本学の児童・生徒がこのテキストで英語を学ぶことにより、小さなからし種がいつしか大きな木に成長するように、子どもたち一人ひとりが豊かに成長するようにとの願いがこめられています。
 
 天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば、どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。(マタイによる福音書13章31~32節)