11月24日の午後、冷たい雪の降る中、6年生は国会議事堂の見学に出かけました。国会議事堂前駅を上がると、斜向かいに見えたのが10人以上の警察官に守られた首相官邸でした。国会議事堂への道々にもたくさんの警察官が立ち、国会議事堂を取り囲むように厳重な警備が敷かれていました。国会議事堂では、参議院本会議場の傍聴席に座り、衛視の方から本会議場についての説明を受けました。子どもたちは、興味を持ってよく聴き、質問コーナーでも積極的に質問していました。17年もの歳月をかけて建てられた重厚な建物や、手彫りの彫刻に子どもたちは見入っていました。その後、中央広間の銅像や、天皇陛下の御休所を見学しました。御休所では、当時の優れた材料と技術を生かして作られたじゅうたんや刺しゅうを見ることができました。最後は、議事堂前の庭園に植えてある都道府県の木を見ながら国会議事堂を後にしました。国の政治の最高機関である国会議事堂を実際に自分の目で見たことが、国の政治に興味を持つきっかけとなっていることでしょう。