芋づるの会
以下のようなプログラムで学習しました。
1時間目「一つの花」(今西祐行著)を朗読し、戦時中の貧困と戦争に行く父親との別れを知ってもらいました。その後、芋づるの処理の仕方を説明しました。
2時間目は世界の食料格差、経済格差について学びました。3秒に一人の子どもが貧困のために死んでいること、世界規模では人口分の食べ物が生産されているのに、富裕な国(日本を含めて)が多くを食べ大量に廃棄しているため、結果的にアフリカ諸国の貧しい国に食物が届いていないこと。
そしてお弁当の時間に、もってきた塩おにぎりと一緒に芋づるの汁物(塩と醤油でのみ味付け)をいただきました。
貧困や格差は大人が作りあげた今の社会の産物です。
この学習をきっかけに、世界に目を向ける習慣が身につくといいです。
そして、何より他者の立場になって自分の姿を見る客観性と、相手を思いやる優しい心が育ってくれることを願っています。