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5年 社会科「米の食べ比べ」

水曜日、木曜日、金曜日の三日間をかけて、五品種のお米を食べ比べました。水曜日と金曜日は通常の給食の中で二種類ずつ、ランチョンでは味の基準と位置づけた、あきたこまちを味わいました。お皿に分けて盛り付けられたご飯を、よく観察し、香りをかぎ、口に入れて硬さや味を調べました。皆、真剣な表情で、しっかりと食べ比べていました。二種目のお米を口に入れたとき、一種目と違いがあることを感じ、驚きの表情に変わっていました。日本の米の生産の学習で、日本にはたくさんの米の品種があることを学び、頭では理解をしましたが、実際に食べ比べてみると、それぞれに香りや味、形や硬さなど違いがあり、個性があることを感じとっていました。多くの品種を生み出す努力があることや、お米作りの大変さに気づき、普段おいしいお米を食べられることへのありがたさも感じる機会となったのではないでしょうか。短い期間に五つもの品種を味わう機会はなかなかありません。仕入れから追加の炊飯まで、給食室の多大な協力があって実現したことにも子どもたちには気づいてほしいと思っています。