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海の生活

5日目 7月18日(金)

5日目 7月18日(金)
昨日遠泳を終えた子どもたちは、解放感と安堵感に包まれていました。今日は、午前にバスを利用した教会めぐりをし、車窓から大きく美しい教会を見たり、明治期に建てられた歴史ある教会に行き、静かな祈りのときを持ったりしました。午後は平戸市内フィールドワークを行いましたが、予報通りの大雨の中、傘を差し、足元に気をつけて歩いて行きました。子どもたちは、キリシタン弾圧の歴史やほかの国との盛んな貿易の様子を知り、平戸は歴史とロマンにあふれた町だと感じたようでした。

夜には、閉団式のときを迎えました。平戸での努力の証、完泳バッジと完泳賞を長瀨教頭から受け取りました。平戸での生活を通してたくましくなった「波の子」たちは笑顔にあふれ、会場は祝福の拍手で満たされました。そして、最後は喜多先生の、ここで身に着けた力を「夏の学校」で活かしてほしい、という言葉で会は締めくくられました。子どもたちは遠泳をやり遂げた充実感から自信を得て、ひとまわり大きくなりました。身につけた力を活かし、これからさらに伸ばしていくことでしょう。

明日、東京へ帰り、第53回「海の生活」の全ての行程は終了します。5年生の大きな挑戦のために、心と力を尽して支えてくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。