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雪の学校(3年〜6年)

第48回 「雪の学校」リーダー募集のお知らせ

下記日程で、第48回「雪の学校」が開催されます。つきましては、学生リーダーを募集します。
ご希望の方は、下記2日間のどちらかのオリエンテーションに必ず出席してください。

第1回 2019年12月5日(木)18:00~ 初等部くすのきホール
第2回 2019年12月13日(金)18:00~ 初等部くすのきホール

詳細については、以下のページをご覧ください。

雪の学校とは

「雪山に学校を移して始業式を」そんな素朴な願いから、雪の学校は始まりました。
それまで行っていた中学年の宿泊行事であった雪国の生活を発展させ、3年生から6年生までが信州黒姫の雪山の中で活動する「雪の学校」は1973年に始まりました。
時期は1月下旬から2月上旬、一番雪の多い寒さの厳しい季節に雪の学校は実施されます。

宿舎は、雪の中に点在するロッジ。20名ずつ24のロッジに分かれて生活をします。
厳しい自然の中で、そして少人数の生活の中で自らの体力と心を育てていくのです。

神さま・人・自然との出会い

雪の学校の目的は、神さま・人自然と出会うこと。
天からの贈り物の真っ白な「雪」と真正面から向かい合います。楽しい「雪」ばかりではありません。
時には、厳しい勇気とも向かい合います。朝のすがすがしい冷気の中の「雪」、活動中の太陽の光にきらめく「雪」、様々な表情を見せる見せる「雪」に子どもたちはいろいろな活動や場面で出会います。

また、3年生から6年生まで5名ずつの計20名で生活するパーティ(ロッジ)は日頃の学校生活では出会えない新しい仲間作りのきっかけです。上級生は下級生に気を配り、下級生は上級生に親愛の情を持つ。そんな関わりが雪の学校の生活の中で育まれていきます。
そして、雪の学校のすべての活動、ロッジでの生活、出会った自然を通して子どもたちは神様のみわざや恵みと出会うのです。

雪の学校は、実験学校

35年以上の歴史を持つ雪の学校は、初等部の教育を問い直す実験学校でもあります。
基本的に4年ごとに内容が見直され、雪の中の寝泊まりや歩くスキー(ノルディックスキー)を徹底して行うなど雪の中の活動を深めたり、6年生が中心となってロッジ内でのすべての活動、生活の企画・運営を担当し自ら活動をしていくすべを学んだりと様々な試みが行われてきました。

現在の初等部で行われている縦割りの食堂給食もそんな中から生まれてきた教育活動の一つですし、5・6年生が行っているプロジェクト活動も、雪の学校での上級生の活動が発展して行われている活動の一つです。