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探検劇場クラブ

「どんな条件下にあっても、生きぬく技術を学ぶ。」

活動日
金曜日 15時50分~16時30分
活動場所
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活動内容
キャンプ用具の使い方(EPIガス、テント等)、自然の知識を学ぶ、野外調理の仕方、体力作り(ドッジボール、ドッジビー、大縄飛び、クライミングウォールなど)、部歌を歌う。
歴史
このクラブの名前は、いろいろな物や場所を探ったり(探)、調べたり(検)したいという、児童の欲求を実現できる場面(劇場)を与えたいという気持ちからついたものです。
二人の先生の夢の語り合いから始まり、1981年(昭和56年)、「探検劇場クラブは、私達が、本来、誰でも持っている探検精神を顕在化し、教科の枠を超えた思考と創造性を目指し、生きるために必要な技能を体験させる。
そのためには、児童自ら興味を持ったり、好奇心を抱いたりしたものから出発して、具体的なプログラムを練り、絶えず確かめをしながらそれを実現する活動を大切にしています。
そして、個人から出発して、自分のできることは自分でやり、あくまで他人に頼らないで、自分が自分を鍛えていく姿勢を大切にし、将来、自由人として活動するための教養を養うことを目的とする。」という、大きな目的を掲げ、スタートしました。
今では、それに加えて、「どんな条件下にあっても、生きぬく技術を学ぶ。」ということも、目標の一つとなっています。
夏期合宿

初年度は、奥志賀高原で行われ、2年目からは「自然にあふれ、不便な面が多くて、逃げられない島での生活を通して、協力して生きる楽しさを味わい、大自然の中で様々な出会いを体験してほしい。」との思いから三宅島でおこわなれてきました。
海辺に張ったテントで寝泊りしたり、海洋学者の故ジャック・T・モイヤー先生のご協力のもと御蔵島近くまで船を出してイルカと泳いだり、夜にヘッドランプをつけて海とつながっている長太郎池で眠っている海の生物を観察したり、火山噴火口がある雄山登山に挑戦したり、自分達が釣った魚を晩ご飯のおかずにしていただいたり・・・。
まさに、自然や周囲の人々に生かされていることを実感する合宿は、朝夕の礼拝の時ばかりではなく、常に神様の存在を確認する体験となっています。
2002年の三宅島火山大噴火以降、数回、合宿場所を変え、最近は、神津島で合宿を行っています。

お別れ寝泊まり会

クラブ活動1年の総まとめとして、クラブ員全員でお世話になった学校にテントを張り、寝袋に入って、1泊宿泊します。自分達で考え、調理した料理をいただきます。
共に過ごすことにより友情を更に深めます。最後に6年生の送別会も行います。

メッセージ

探検劇場クラブでは、伝統的に卒業生達が、卒業後もこのクラブを愛し、クラブの後輩達のよきリーダーとして、さまざまな面でクラブを応援し、支えて下さっています。探検劇場クラブの夏合宿では、よく歩き、よく食べ、よく語り、よく笑い、よく演じ、よく歌い、よく踊り、よく寝ます。大人も子どもも、一緒になって、今という時を真剣に生き、心の中を空っぽにして、好きなことに無我夢中になって挑戦しています。どんな条件下にあっても、希望を持って生きぬく力を養えるクラブだと信じています。クラブで大切にしている聖書の御言葉があります。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

(テサロニケ人への第一の手紙第5章:16節~18節)

将来、探検劇場クラブで過ごした子ども達が、神様に見守られて、神と人のために世界を舞台に活躍してほしいと願っています。


神津島 天上山山頂にて