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グラウンドの芝生

近年、様々な方面から校庭の芝生化についてその重要性が叫ばれています。
校庭を芝生化することで様々な効果が得られると考えられているからです。
ヒートアイランド対策、砂ぼこりの防止、光の照り返しの防止、視覚的な効果、けがの防止、自然教育など・・・

初等部の芝生

初等部ファミリーフェアでの校庭開放

エアレーション作業

施肥

初等部が管理する芝生は、夏・秋季は、「ティフトン」という暖地型芝草(夏芝)、冬・春季は、「ペレニアルライグラス」という寒地型芝草(冬芝)です。秋に夏芝の上に冬芝の種を蒔き、切り替えを行います。(W . O . S)
これは、プロのサッカー場、国立競技場や甲子園など、多くのスポーツフィールドで用いられている手法で、季節に合った芝生を生育させることで、常にダメージから回復させることができ、さらに、年間を通して緑色を保つことも期待できるものです。

芝生の効果として、いろいろ考えられますが、緑の芝生によって目も心も癒されています。
土の校庭の時は、転ぶけがをする児童が多かったのですが、柔らかい芝生がその衝撃を緩めて、怪我から守る役目も果たしています。
また、裸足で遊ぶ児童にとって、足裏を芝生の茎葉で刺激することで、健康に良い効果をもたらしています。
近年、児童の運動不足と体力低下が報告されていますが、初等部では芝生の校庭になって、土の校庭の時よりも児童の外遊びへの意欲が増し、休み時間には、芝生の校庭で遊ぶ児童が確実に増えています。

これからも、初等部では、季節ごとに移り変わる芝生の表情をしっかりと観察しながら、教職員と保護者が、協力して緑の芝生を管理し、児童にとって、よりよい環境を維持していきたいと思っています。