TOP
第48回(2022年)

洋上小学校

6月2日(木) 9日目 寄港地:館山

6月1日(水) 8日目 船内活動

5月31日(火) 7日目 船内活動

5月30日(月) 6日目 寄港地:佐世保

5月29日(日) 5日目 船内活動

5月28日(土) 4日目 寄港地:佐渡島

5月27日(金) 3日目 寄港地:函館

5月26日(木) 2日目 寄港地:宮古

5月25日(水) 1日目 出港:竹芝桟橋

今回の洋上小学校について

初等部長のごあいさつ

母なる海へ、未知なる世界へ

久しぶりの北回り航路へ「さるびあ丸」は128名の夢と希望を乗せて未知なる世界へと船出します。船出した瞬間から冒険の始まりです。そして航海のすべてが、皆さんの心の成長につながります。過去の先輩達がそうだったように、自分をみつめ、感じる心を持ち、よく考え、自分を信じ、正しいと思うことをやってみてください。その時、仲間がいます。先生、リーダーがいます。東海汽船の船長さんはじめ乗組員の方々がいます。そして、神さまが共にいて、助け、導いてくれます。でも、今までの洋上小学校と違うことがあります。それは、コロナウイルスへの感染予防です。一人ひとりが出航前から万全な対策を心がけてください。
船の中は1日24時間、8泊9日。船酔いや辛いことがあっても、どこにも逃げ場がありません。すばらしい洋上小学校となるために、いつも「5つのおやくそく」を守って生活しましょう。
小さな乗組員に、神さまの豊かな祝福とお恵み、そして航海の安全が守られるようお祈りしています。
さあ、光かがやく日本の海原へ、面舵いっぱい!

青山学院初等部 部長 中村 貞雄

校長のごあいさつ

今回の洋上小学校実施にあたって、たくさんの方にご助言とお支えと応援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
東日本大震災が発生して以来、初の北回りのコースです。出航する小さな乗組員たちがちょうど生まれた頃に起きた震災です。立ち寄る被災地では、どのような人々が、どのような思いで、自分たちの街を復興していったのか、自分自身の目で見て欲しいと思います。
また、9日間、小さな乗組員として過ごします。今回の洋上小学校のテーマ「輝かそう いいところ」を大切にして、小さな乗組員としての仕事をやり遂げて欲しいと思っています。9日間の内には苦しいこともたくさんあると思います。お互いの「いいところ」を輝かせて、苦しい思いをする仲間の心を照らし合い、励まし合う日々にしてくれると信じています。
船内でも、寄港地でも、神様からたくさんの成長のチャンスが与えられます。小さな乗組員128名で、そのチャンスをたくさん掴みにいきます。
この航海を無事に終えられるよう、皆様のお祈りに加えてください。
それでは行って参ります。

第48回 洋上小学校 校長 喜多 正裕

シンボルマークについて

第48回洋上小学校のシンボルマーク決定

応募作品の中から学年教務会の選考の結果、右の作品が最優秀作品に選ばれました。作者である児童の、作品作成の思いを紹介します。

やっと飛び出せた、僕たちとさるびあ丸。
かたくなって、さびついた大きな扉を開けてみたら、閉じていた蓋から水があふれ出るように、僕たちの不安と希望が勢いよく飛び出しました。その気持ちを、躍動感のある船と水しぶきで表しました。
また、洋上小学校の歌の、「いかり上げ、汽笛鳴れ、今こそ船出だ」という歌詞のリズムが、僕たちとさるびあ丸の動力となります。そこから「もっと強くなるぞ。」という決意も込めて描いた絵です。
上垣 綜佑輔