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第50回(2024年)

洋上小学校

6月6日(木) 9日目 館山港入港ー竹芝桟橋帰港

6月5日(水) 8日目 熊野灘~大島岡田港沖 終日航行

6月4日(火) 7日目 松山

6月3日(月) 6日目 門司・下関

6月2日(日) 5日目 壱岐

6月1日(土) 4日目 鹿児島上陸2日目

5月31日(金) 3日目 都井岬

5月30日(木) 2日目 室戸岬沖

5月29日(水) 1日目 東京港・竹芝桟橋

今回の洋上小学校について

初等部長のごあいさつ

第50回の洋上小学校を迎えました。半世紀もこのプログラムを続けることができたのは、東海汽船の多くの方々のお支えによるものです。感謝と尊敬の想いをもって洋上小学校に参加しましょう。
「我が蒸気船は長旅であたかも疲れ切ったかのようにボーボーとあえぎつつ白い煙を吐いて、サンフランシスコからの25日の順調な航海を終え、横浜の清澄な海に錨を投じた。後ろには、はるばると続く大洋が果てしなく紺清に波打ち、目の前には、まさにゆっくり沈もうとする絢爛たる夕日を浴びて、この世ならぬ美しさに輝く日本の海岸が横たわっていた。」
これは、今から150年前に、23歳のスクーンメーカーが初めて日本に到着した時に記した言葉です。スクーンメーカーはどんな気持ちで船旅をしてきたのでしょう。未知の国に向かってくる思いは、期待と不安が入り乱れたものだったのでしょう。不安もあったでしょうが、それよりも期待、やる気、チャレンジする気持ちが大きくなっていたのでしょう。
みなさんは、洋上小学校を目の前にして、どんな気持ちですか?ドキドキとワクワクの割合は、どんな感じですか?
洋上小学校では、「初めての・・・」ということがたくさんあります。「今」という時はあなたの人生の中で二度と来ません。昔から「チャンスに後ろ髪はない」と言われています。「今」を捉えて、ひとつひとつを大切に過ごすことができますように祈っています。
神様がたくさんの恵みで満たしてくださっています。
だから「求めなさい。そうすれば、与えられる」のです。

青山学院初等部 部長 小澤 淳一

校長のごあいさつ

今回で50回目を迎える洋上小学校。コロナ禍を越え、大きな節目を迎えますが、ここまで積み重ねてきたこの行事の価値と重みを、出航に当たって改めて実感しています。これまでに多くの方々に愛され、支えられ、この大切な学校行事を守ってきました。さるびあ丸に携わり、関わってくださった全ての皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。大切な区切りの年に、ここに集う子どもたちと共に乗船し、一緒に学びと成長の旅に出発できることに感謝します。そしてこれまでの全てを導き、これからも私たちと共に歩んでくださる神様に心から感謝します。学年目標である「使おう 自分の賜物を 支え合おう 仲間と共に 感謝して」が「小さな乗組員」としての生活の土台です。苦しい時や、大変な状況の中でこそ、自分の賜物を使って互いに支え合い、仲間と共に乗り越えていきましょう。その経験の一つ一つが、皆さんのこれからの人生を支える、尊く大切な足がかりとなるでしょう。6年生全員で大きく成長し、また竹芝桟橋に戻って参ります。この航海の無事と、子どもたちの成長を心からお祈りください。

それでは、行って参ります。

第50回 洋上小学校 校長 馬越 嶺

シンボルマークについて

第50回洋上小学校のシンボルマーク決定

応募作品の中から学年教務会の選考の結果、右の作品が最優秀作品に選ばれました。作者である児童の、作品作成の思いを紹介します。

私は、このシンボルマークがみんなのこぎ出す力になってほしいと思って描きました。主題聖句の「求めなさい。そうすれば与えられる。」と書いてある聖書から、さるびあ丸が光におされ、出てきているように、私たちも自分の力、仲間の力を信じて力強く前へ進んでいける六年生になっていけたら良いと思います。
東 碧央