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第51回(2025年)

洋上小学校

6月5日(木) 9日目 館山ー竹芝桟橋帰港

6月4日(水) 8日目 終日航行

6月3日(火) 7日目 松山

6月2日(月) 6日目 門司

6月1日(日) 5日目 日本海洋上

5月31日(土) 4日目 佐渡

5月30日(金) 3日目 函館

5月29日(木) 2日目 宮古

5月28日(水) 1日目 東京港・竹芝桟橋

今回の洋上小学校について

初等部長のごあいさつ

2025年度 第51回青山学院初等部洋上小学校 海の子 巻頭言

求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
たたきなさい。そうすれば、開かれる。
 -マタイ 7:7-

この聖句は洋上小学校の主題聖句です。「求める」「探す」「たたく」という動詞が出てきます。これらの言葉は、自分が主体的に動くことを表しています。しかし、闇雲に求めれば良いというものでありません。この言葉の前には「神さまはすでにあなたの必要なものをご存じで、すでにそれぞれの必要なもの(こと)を用意してくださいます」という言葉は隠されているのです。

大切なことは、神さまがあなたに用意してくださっている方向に合わせて「求める」ことで、あなたが求めるものを手にすることができるのです。

さあ、第51回青山学院初等部洋上小学校の出航に向けて、何が備えられているのか、楽しみにしていきましょう。

今から151年前、スクーンメーカー先生はサンフランシスコから船で横浜にやってきました。その時の様子を次のように日記に記しています。「我が蒸気船は長旅であたかも疲れ切ったかのようにボーボーとあえぎつつ白い煙を吐いて、サンフランシスコからの25日の順調な航海を終え、横浜の清澄な海に錨を投じた。後ろには、はるばると続く大洋が果てしなく紺清に波打ち、目の前には、まさにゆっくり沈もうとする絢爛たる夕日を浴びて、この世ならぬ美しさに輝く日本の海岸が横たわっていた。」

未知の国に向かってくる思いは、期待と不安が入り乱れたものだったのでしょう。不安もあったでしょうが、それよりも期待、やる気、チャレンジする気持ちが大きくなっていたのでしょう。

みなさんは、洋上小学校を目の前にして、どんな気持ちですか? ドキドキとワクワクの割合は、どんな感じですか?

半世紀以上もこのプログラムを続けることができたのは、東海汽船の多くの方々のお支えによるものです。感謝と尊敬の想いをもって洋上小学校に参加しましょう。

青山学院初等部 部長 小澤 淳一

校長のごあいさつ

昨年、50回目の節目の年を迎え、今年、51回目という洋上小学校の新たな歩みが始まろうとしています。初等部では、学びの場所をキャンパスの外の世界に求め、その道で活躍されている様々な「先生」方に学びを請うてきました。洋上小学校はその集大成であります。

今年の洋上小学校では、特に「過去を学び、現在を見つめ、未来を描く」ことを、プログラム全体のねらいにしています。「小さな乗組員」として、自分なりに精一杯感じてきてほしいと願っています。自分の心のフックに引っかかる何かを、たくさん持って帰ってきてほしいと思います。それらがどんな心のお土産であったかは、帰ってきてからじっくり味わいましょう。

神、人、自然との豊かな出会いに恵まれますように! いざ、出航だ!

第51回 洋上小学校 校長 戸井田 直人

シンボルマークについて

第51回洋上小学校のシンボルマーク決定

応募作品の中から学年教務会の選考の結果、右の作品が最優秀作品に選ばれました。作者である児童の、作品作成の思いを紹介します。

小さな乗組員として大海に乗り出す私たちは、行く先々の寄港地で人々とつながり学びを重ねます。その経験が自らの未来を切り開くようにという願いをシンボルマークに込めました。
困難な状況になっても諦めず挑戦を続ければ道は開かれていく、という主題聖句を、前進するさるびあ丸に重ねて表現しました。
来島 恵茉