6月2日(火) 7日目 竹芝桟橋
さるびあ丸からの連絡
- 6:00天候:曇り
洋上小学校7日目。
この日は午前6時に起床し、体操や礼拝を行った後、朝食をいただきました。子どもたちは最後の一日を惜しむように、下船式のリハーサルに取り組み、「洋上小学校の歌」や詩の暗唱など、これまでの歩みを振り返りました。
出航から子どもたちを支えてくれた学生・社会人の卒業生リーダーたちから贈られた言葉のプレゼント、そしてリーダーたちが毎日1番ずつ作ってくれた歌を、全員が心を一つにして歌い上げました。洋上小学校での日々を振り返るメッセージとともに、子どもたちだけでなくリーダーたち自身も涙する場面が見られました。
帰港を前に、手旗クラブの子どもたちは手旗信号の練習を行いました。船上から送ったメッセージは「タ・ダ・イ・マ」。そして竹芝桟橋では、保護者の皆様から「オ・カ・エ・リ」の返信が送られました。海を隔てながらも思いが通い合い、感動のひとときでした。
- 10:00さるびあ丸は母港・東京港竹芝桟橋へ無事着岸しました。
下船式では、今回の航海をもって洋上小学校さるびあ丸の船長を退役される石井キャプテンからお話をいただきました。濃霧の中での宮古入港、台風接近に伴う行程変更、安全を最優先とした判断、函館や金沢での学び、そして午前3時30分に起きて皆で見た昇る朝日と沈む満月――。航海の一場面一場面を振り返りながら、「この経験をここだけで終わらせず、これからの成長につなげてほしい」と子どもたちに語りかけてくださいました。
今年の洋上小学校は、台風の影響により予定を変更して実施することとなりました。しかし、宮古、函館、金沢での学びに加え、長い航海の中でしか得られない経験や、多くの方々との出会いに恵まれました。
そして、6年生の先生方は「まだ洋上小学校は終わっていない」と話しています。本来能登で揚げる予定だった凧を揚げること、訪問できなかった山口県について代わりに特別授業を行うことなど、今回の学びをこれからもつないでいく予定です。
「つなぐ ともに生きる」
そのテーマのとおり、人と人とのつながりに支えられながら、形を変えて実施された今年の洋上小学校は、子どもたちにとって忘れることのできない学びの旅となりました。
航海の無事を祈り、支えてくださった保護者の皆様、卒業生リーダーの皆様、寄港地の皆様、そして船員の皆様に心より感謝申し上げます。
洋上小学校
校長 黒子 亜美
フォトアルバム
6月1日(月) 6日目 八戸沖 ー 大船渡沖
さるびあ丸からの連絡
- 7:10(第1報)天候:晴れ
終日航行日となったこの日は、子どもたちにとって忘れられない朝から始まりました。
午前3時30分、サプライズの起床放送がかかると、子どもたちはわずか5分ほどで身支度を整え、トップデッキへと集まりました。船長のご厚意により実現した特別な時間です。
まだ薄暗い海の上では、右舷側に月が静かに沈み、その反対側の水平線からは、やがて太陽が顔をのぞかせました。空の色が刻々と変わるマジックアワーの美しさに、子どもたちは言葉を失い、ただ静かに見入っていました。
日の出を見届けた後は再び就寝し、改めて午前6時に起床しました。その後も児童は元気に礼拝を守り、朝食をいただいています。
- 12:59(第2報)
午後には洋上小学校の恒例行事である赤道祭やさよならパーティーが予定されています。ここまでの航海を支えてくださった船員の皆様にもご参加いただき、子どもたちにとって思い出深いひとときとなりそうです。
海の上でしか出会うことのできない景色と時間を味わいながら、洋上小学校の歩みは続いています。
洋上だより
赤道祭
今日は赤道祭がありました。まず初めに、フラフープくぐりゲームをしました。船員さんとも一緒に手をつなぎながら、手を使わずにフラフープを次の人に渡すのは、意外にも難しかったです。その次に、船員さんの腕を的にした、輪投げゲームをしました。このゲームでは、船員さんと心を合わせることが大切で、腕に通しやすいようにまっすぐ輪を投げるよう工夫しました。そして最後は、船員さんに関するクイズ大会をしました。三択クイズや○×クイズを通して、船員さんのことをもっと知ることができました。僕は仲間と協力しながら取り組んだこの赤道祭を通して、これまで以上に船員さんと心を通わせたり、船員さんのことをもっと知ることができたりしてよかったです。
H.Y.
一人の時間
洋上小学校では、一人の時間というものがあります。この時間では、他の人とはおしゃべりをせず船内のお気に入りの場所で、それぞれ思い思いに一人で過ごします。僕の周りにはさるびあ丸から見える風景の絵を描いたり、以前洋上授業で教わったロープワークを使って、一年生へのお土産を作ったりしました。僕は、六甲板から見えるさるびあ丸の煙突の景色を忘れないように、しっかりと時間をかけて絵を描きました。僕はこの絵を見るたびに、ここでの景色を思い出せる大切な一枚のハガキとなりました。
R.T.
お別れパーティー
今日は、お別れパーティーがありました。今年の洋上小学校は、台風の影響で8泊9日から6泊7日になってしまいましたが、その分みんなで朝日を見たり、船内のシャワーを浴びたりと、普段は経験することのできないプログラムも多く、貴重な時間を過ごすことができました。
そして、今日の夜は、小さな乗組員である私たちにたくさんのことを教えてくださった、さるびあ丸の乗組員の皆様をお招きし、お別れパーティーをしました。各グループのテーブルに船員さんをお招きして、一緒にお寿司を楽しみながら、お礼をお伝えしました。最後には、リーダーたちが考えてくださった歌のプレゼントを、船員さんにお贈りしました。私は歌っているときに、洋上授業で質問をしたらうれしそうな顔で答えて下さったり、ブリッジや機関室に行ったら私の名前を覚えて、呼んでくださった船員さんとの思い出を思い出したりして、さびしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
M.O.
5月31日(日) 5日目 佐渡沖
さるびあ丸からの連絡
- 7:04今朝は天候にも恵まれ、海もとても穏やかです。さるびあ丸は佐渡沖を航行しています。
昨日も子どもたちは元気に活動し、それぞれの部屋で就寝しました。児童は元気に過ごしています。
本日は終日航行日です。洋上授業やクラブ活動など、船上でのプログラムに取り組みます。
寄港地での活動とはまた異なり、海の上で過ごす時間だからこそ得られる学びがあります。穏やかな海を眺めながら、子どもたちは船上での生活や仲間との時間を楽しんでいます。
洋上だより
洋上のクラブ活動について
洋上小学校のクラブ活動にはロープワークや手旗、機関員見習いなどのクラブ活動があります。ぼくは、ロープワークのクラブ活動をやりました。ロープワークは甲板員の方々が普段、船の整備や着岸、荷物の積み込みなどに使っている紐の特別な結び方を学ぶクラブです。このクラブでは、洋上授業でみんなが学ぶロープワークよりも、さらに発展した内容を習います。ぼくたちは、ノットボード作りとコースター作りをしました。ノットとは結び方、結ぶなどを表す英単語です。つまりノットボードとは、色々な結び方をした紐をボードに並べたもののことです。ぼくたちはエイトノット、リーフノット、ダブルシートノットなど計5つのノットを作り、ノットボードにしました。コースターづくりでは、輪を4つ作り少しずつ小さくする作業が大変でしたが、できたコースターはとてもきれいな模様でうれしかったです。洋上のクラブは他にも面白い活動があり、どれに入ってもきっとここでしかできない体験ができると思います。来年洋上小学校に来る人、いつか洋上小学校に来る人、クラブ活動は面白いのでぜひ楽しみにまっていてください。
K.B.
洋上の感想について
今年の洋上小学校は台風の影響で、寄港地が宮古、函館、金沢の3つだけになってしまいました。ぼくは、最初にこの話を聞いたとき、寄港地にもっと上陸したいなと思いました。ですが、金沢で釜土先生の礼拝のお話を聞いて、ものの見方を変えると、今まで見えなかったものが見えてくることに気づかされました。そうすると、台風で、行ける寄港地が少なくなってしまった分、船員さんや友達との絆を深めるチャンスだなと思い、船員さんと積極的にお話をしたりすることを心がけました。そのため僕は、これからも一見マイナスに見えることでも見方を変えて、プラスに変えていこうと思いました。
S.K.
洋上授業
今日は洋上授業がありました。前回の3つの授業とは異なる授業をしました。今日行ったのは、船速測定、乗組員さんの仕事、手旗信号です。船速測定では、手裏剣型のものを投げて、60メートル先に到達した時間から、船の速度を計算しました。ぼくは手裏剣を投げる係で、きれいに遠くに飛ばせました。乗組員さんの仕事では、食堂や機関室など、いろいろな場所で働いている方のことを知り、さるびあ丸はいろんな人が協力して進んでいることを実感しました。手旗信号では、1~14までを旗で表す方法を教えていただきました。赤と白の旗があり、どちらを上げるか少し混乱したけれど、最終的には文字を表すことができるようになって、よかったです。
H.Y.
5月30日(土) 4日目 金沢
さるびあ丸からの連絡
- 6:44 天候:晴天
函館を出港したさるびあ丸は、穏やかな海を進み、予定どおり金沢へ向かっています。
今朝は晴天に恵まれ、波も穏やかで、子どもたちは全員元気に起床しました。船酔いの児童はなく、全員がそれぞれの部屋で就寝し、病気やけがをすることもなく過ごしています。
朝の礼拝では、左舷側に能登半島、その向こうには遠く立山連峰を望むことができました。雄大な景色を眺めながら、児童によるハンドベルの演奏に耳を傾け、船上ならではの静かな礼拝の時を守りました。
本日は予定どおり金沢に上陸し、北陸学院中学校・高等学校をお借りして礼拝を守ります。また、七尾教会の牧師先生からお話を伺う予定です。
行程変更の中ではありますが、子どもたちは元気に活動を続けています。海の上でしか出会えない景色や時間を味わいながら、今日も学びを深めてまいります。
洋上だより
兼六園
今日は、金沢でのフィールドワークでした。その中でぼくたちは、水戸偕楽園(みとかいらくえん)、岡山後楽園(おかやまこうらくえん)とならぶ日本三名園の一つである兼六園を訪れました。兼六園は、金沢城の外庭としてつくられた、江戸時代の代表的な大名庭園です。兼六園の由来は中国の詩人李格非(りかくひ)が書いた「洛陽名園記」の文からとり、庭園に同時に成り立つのが困難な『宏大・幽邃・人力・倉古・水泉・眺望』の、六つの優れた点を兼ね備えている庭という意味で名付けられたと言われているそうです。中に入ると、根上松などが出迎えてくれました。実際に「根上松」というだけあって、木の根が地面の上に出ていてとても神秘的で、自然の力は改めてすごいなと思いました。兼六園は、六つの優れた点を兼ね備えている庭というだけあって、何日でも見続けられるぐらいとても美しかったです。R.T.
洋上プロジェクト
洋上小学校では、8つのプロジェクトがあります。それぞれのプロジェクトの働きがあって、洋上小学校での生活は成り立っています。
① 司会進行プロジェクトは、1日の良いところと、直すところを考え、夜のミーティングで報告をしています。
② 宗教プロジェクトは、朝の礼拝と夕拝の司会をしています。
③ 放送プロジェクトは、起床と消灯の放送の担当をしています。
④ 運動プロジェクトは、朝のラジオ体操の見本をしています。
⑤ 食事プロジェクトは、配膳のお手伝いをしたり、バイキングの時に呼び込みをしたりしています。
⑥ 情報プロジェクトは、新聞とホームページの2つグループに分かれて、それぞれの記事を書いています。
⑦ 洋上太郎丸プロジェクトは、備品の貸し出しをしたり、部品の数の確認をしたりしています。
⑧ 環境プロジェクトでは水質調査や天気、気温などを記録して掲示しています。
ちなみにこの記事を書いている私たちは、情報プロジェクトです。
私はこの記事を、初等部にいらっしゃる先生方や、ほかの学年の人たち、家族に見てもらい、プロジェクト活動の大切さを知ってもらいたいです。
M.O.
一日の感想
今日の午前中は、船内でなぞ解きをしました。お忙しい中、各グループに船員さんが一人ずつついてくださり、一緒に謎解きをしました。難しい問題も多く、少し苦戦したけれど、チームで協力して解いたおかげで、無事に答えにたどり着くことができました。その後、金沢に上陸し、地元の方々が歓迎セレモニーをしてくださいました。その中で、地元の子どもたちが披露してくださった梯子のぼりをみて、ぼくはバランス感覚があってとってもすごいなと思いました。その後、青山学院と深い交流のある北陸学院を訪れ、能登半島地震の際に避難者の受け入れをされた、七尾幼稚園の園長先生で牧師である釜土さんの礼拝のお話を聞きました。先生のお話を聞いて、本当に大切なものはすぐそばにあることを改めて実感しました。そのあとは、フィールドワークに出発しました。金沢県でも有名な、兼六園や金沢城公園、カトリック金沢教会に訪れました。金沢は、東京と違い自然がとても豊かで、とても落ち着く気がしました。
H.Y.
5月29日(金) 3日目 函館
さるびあ丸からの連絡
- 午前函館に寄港し、グループごとにフィールドワークを行いました。風が強く肌寒さを感じる一日でしたが、子どもたちは元気に街へ出かけました。
市電に乗って五稜郭タワーを訪れたり、旧函館区公会堂で歴史を感じる建物に触れたり、北方民族資料館ではアイヌ民族の暮らしや文化について学んだりと、それぞれのグループが函館の魅力を体感しました。
五稜郭タワーや公会堂から函館港に停泊するさるびあ丸を見つけると、子どもたちはまるで自分の家を見つけたかのように目を輝かせていました。数日間を共に過ごした船が、子どもたちにとって特別な存在になっていることを感じるひとときでした。
- 午後船内では、船長・機関長による特別授業が行われ、船の運航や機関の仕組みについて学びを深めることができました。
夜には星空観察を実施し、北斗七星や北極星をはじめ、さまざまな星座について教えていただきました。洋上ならではの澄んだ夜空の下で、自然の雄大さを感じる時間となりました。
- 6:24小澤部長から「北海道見えてきました。津軽海峡は風強し」
洋上だより
函館
ぼくたちは洋上小学校、二日目をむかえました。そして、今日は函館のフィールドワークに行きました。
フィールドワークでは、グループで行き方や行く順番を決めて、リーダーと一緒に北方民族資料館、五稜郭タワー、函館奉行所、旧函館区公会堂をめぐりました。
ぼくのおすすめの場所は、八幡坂です。なぜなら、コナンの映画のもとになった場所で、ぼくはそこを訪れるのを楽しみにしていたからです。また、旧函館区公会堂の見た目がとてもきれいで、感動しました。函館はいい場所が多いのでぜひみなさんも訪れてみてください。
N.M.
船長と機関長のお話
僕は、さるびあ丸を操縦している石井船長と、エンジンルームの管理をしている飛田機関長にお話を伺いました。
まず、石井船長のお話です。安心安全な航海をするために必要な、最新の気象情報の入手方法は、日本気候コンサルティングという会社と会社規模で契約を結んでデータをもらっているそうです。また、岩場は船に搭載しているレーダーを使って避けているそうです。僕はこの話を聞いて、普段の生活では見られない高性能な機械を見ることができて、とても嬉しかったです。
次に、飛田機関長は、僕たちが乗っているさるびあ丸を造船するときの、現場監督をされていたというお話を伺いました。飛田機関長は、このさるびあ丸を一番最初から見守ってきていたことが誇らしいそうです。僕もこんな立派な船の造船監督をしたら、一生自慢したいなと思いました。
今回、お客さんとして乗ったら聞くことのできないようなお話を聞くことができて、とても貴重な経験が出来ました。
A.M
一日の感想
今日は、函館のフィールドワークに行きました。船が港に着いたときは、雨が降っていましたが、函館市の人達が歓迎してくださいました。
その後、路面電車に乗って五稜郭タワーに行きました。五稜郭タワーの最上階は90メートルで、五稜郭が星型なことがしっかり見えました。
また、星型の理由は死角をなくすためということを学び、5つの角に人を置いて死角をなくすのかなと思いました。僕はこれを見て、五稜郭を作った人達はアイデアがすごいと感激しました。これからもこのきれいな五稜郭をこれからも大事にしたいとおもいました。K.T
5月28日(木) 2日目 宮古
さるびあ丸からの連絡
- 午前中濃霧→薄曇り
洋上小学校2日目は、船内での洋上授業から始まりました。さるびあ丸の乗組員の皆様から、船の仕組みや航海に関するお話を伺い、子どもたちは初めて知ることの連続に目を輝かせながら参加していました。
昼には、岩手県宮古市に入港しました。入港前には、やませの影響による濃い霧が発生し、一時は入港も危ぶまれましたが、到着が近づくにつれて霧が薄くなり、予定どおり宮古港へ入ることができました。
入港セレモニーでは、宮古市の皆様から温かい歓迎を受けました。子どもたちは、宮古市のキャラクターたちとの出会いに笑顔を見せ、また現地で出迎えてくださった関係者の皆様との再会も喜んでいました。
昼食会場では、地元の食材を生かした食事をいただき、「おいしい!」という声があちらこちらから聞こえ、笑顔あふれるひとときとなりました。
- 午後昨年開館した災害資料伝承館を見学し、東日本大震災当時に宮古市長として対応にあたられた山本前市長からお話を伺いました。また、宮古を代表する景勝地である三王岩も見学し、自然の雄大さを感じることができました。
続いて行われた防災学習では、たろう観光ホテルや防潮堤を訪れ、語り部の方から震災当時の体験を伺いました。津波の脅威や避難の重要性についての生々しいお話に、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。教室では得ることのできない学びに触れ、一人ひとりが防災について深く考える機会となりました。
その後、宮古港ターミナルに描かれた大きな壁画を見学しました。この壁画は、東日本大震災からの復興への願いを込めて、青山学院女子短期大学を中心に、宮古市や各地の子どもたち、青山学院の園児・児童・生徒・学生・教職員が協力して制作した「アートでつながる壁画プロジェクト」の作品です。震災後に続いてきた宮古市と青山学院とのつながりを感じながら、その前に立つ子どもたちの姿が印象的でした。
その後、船へ戻ると、多くの方々が岸壁から手を振って見送ってくださいました。子どもたちも精一杯手を振り返し、温かな交流の余韻を胸に宮古港を後にしました。
現在、船は次の寄港地へ向けて順調に航行しています。海は穏やかで、子どもたちは元気に過ごしています。船酔いをする児童もわずかで、充実した2日目を終えることができました。宮古の自然や人々の温かさ、そして震災の記憶と復興への歩みから、多くのことを学んだ一日となりました。
洋上だより
洋上授業
今日、私たちは3つの洋上授業を受けました。洋上授業には、「乗組員の仕事」「ワッチ」「船速測定」「ロープワーク」「手旗信号」「仕事場巡り」の6つの授業があります。私が今日学んだのは、ロープワークと手旗信号と仕事場巡りです。
ロープワークでは、船で使用されるたくさんの結び方を、手旗信号では、0~14の手旗の動きについて、仕事場巡りでは、エンジンの仕組みと、船員さんたちの食事について学びました。
私が楽しかった授業は、ロープワークです。輪を作ったり、引っ張ったりしました。難しいところもありましたが、出来るようになると達成感がありました。他のどの授業も、船上でしかできない貴重な学びを得ることができました。次回の授業も楽しみです。
K.B.
宮古について
今日、ぼくたちは宮古に行きました。宮古は、東日本大震災の被害にあった場所のひとつです。まずは、グリーンピア三陸で、昼食と久しぶりのお風呂を楽しみました。お昼ご飯は、サーモンとホタテのお造りや、真鱈のフライが出ました。岩手県は海の近くなので、いつもより新鮮でおいしかったです。
その後、宮古市災害伝承資料館に見学に行きました。そこで、震災時に市長だった前宮古市長のお話を聞いて、津波の恐ろしさを改めて知ることができました。まずは自分の命を守ることの大切さを、改めて実感しました。たろう観光ホテルでは、ホテルからの実際の津波の映像を見て、その破壊力を改めて感じました。
その後、宮古市の人と、青山学院の生徒たちが協力してつくった壁画を見に行きました。この壁画を通して、たくさんの人の心がつながって、宮古の人の心が少しでも温まればいいなと思いました。
H.Y.
5月27日(水) 1日目 東京港・竹芝桟橋
さるびあ丸からの連絡
- 11:00初日は、竹芝での出航式からスタートしましたが、湿度と気温が高く、出航前の緊張もあり、体調を崩して休む児童が複数見られました。東海汽船の皆様には、車椅子の対応をはじめ、迅速かつ丁寧にご協力いただき、子どもたちの安全を支えていただきました。心より感謝申し上げます。
今年度も、出航直前まで水分補給ができるようにするなど、暑さ対策を講じて実施いたしました。結果として、体調不良者は出たものの、大きな混乱なく出航をすることができ、改めて事前の備えの大切さを感じています。
船が出てからは、子どもたちも徐々に落ち着きを取り戻し、出航パーティーでは元気な表情が多く見られました。続く避難訓練では、学校での訓練と同じように、静かに真剣な態度で取り組む姿が印象的でした。
午後の凧作りでは、少しずつ船の揺れも感じ始めましたが、上甲板で作品を仕上げることができました。作業の途中で、体調を崩す児童も数名いましたが、夕食時には穏やかな海況にも助けられて、ほとんどの児童がおかわりをするほど元気な様子でした。
夜には全員がそれぞれの部屋で就寝し、洋上での第一日を無事に終えることができました。
多くの方々に支えられながら、この洋上小学校の歩みが今年も始められたことに、感謝しています。
洋上だより
出航式
今日僕たちは、待ちに待った洋上小学校に出発しました。出港式の前には、1年生のパートナーさんと一緒に船内を見て回りました。1年生は、大きい船の中に興味津々で、6年生にたくさん質問をしている子もいました。出航式の礼拝では海に向かって、さんびか『大波のように』を大きな声で歌いました。全員の声が合わさった綺麗な歌声が東京の海に響いていて、いつもと違いわくわくしました。最後に初等部でたくさん練習してきた、リコーダーの『いかりをあげて』を演奏しました。学年全員の音を聞いて、これまで練習した甲斐があったなと思いました。
R.T.
凧作り
今日は、さるびあ丸の上での避難訓練のあと、凧作りをしました。凧はすでに、学校で活動グループごとに絵をかいていて、船の上で竹ひごを付けて、完成させました。
竹ひごをつけるときは船員さんたちにも手伝っていただきました。特に難しかったのは船が揺れて、竹ひごの細い部分にボンドがうまく貼れなかったことです。作った凧は5日目に上げます。なるべく高くなるべく長く上がってほしいです。
S.Y.
一日の感想
洋上小学校の出航式が始まるときに、僕は緊張よりも楽しみのほうが大きかったです。なぜなら僕は、今まで船に乗ったことがなく、行ったことのないところの寄港地を訪れるのが楽しみだったからです。
船に乗ってからは、出航パーティーや凧つくりなど、やさしい船員さんの方々のおかげですごく楽しめました。特に凧つくりの時に、船員さんが作り方を教えてくれたことが印象に残っています。明日も活動を楽しみたいです。
R.S.





































































