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音楽

教育/初等部の学習

学習の目標・特色

歴史をひもとくと、キリスト教と音楽は密接な関係にあり、それは初等部においても同様です。
朝の礼拝でのパイプオルガンの響き、さんびか、クリスマス讃美礼拝、点火祭等・・・。

また、芸術鑑賞会では洋楽のみならず、歌舞伎、能等の伝統芸能にも触れる機会を設けています。

音楽科では、どの学年においても児童が楽しいと感じられるような授業を心がけています。

特に1・2年生では、知的理解に先立ち、音楽的感覚の発達に重きを置き、さんびかや楽しい歌を歌ったり、楽器を演奏したりします。
3~6年生においても、ただ課題を与えて無理にやらせるといった方法ではなく、主体的で創造的な表現及び鑑賞の活動が進められるように、日々工夫をしています。
特に鍵盤ハーモニカの導入は、1年生の2学期からで、全員が満足感や充実感を体感できるように、それぞれに合わせた指導をしています。「感情・感性・情緒といった量的に測りにくいところこそ最も大事な部分である」という考えをベースに、将来音楽の道に進もうという児童にも、楽しみながら充分対応できるような指導を心がけています。

また、バロックにおける演奏習慣・様式についても、教科書や指導書等で多少なりとも気になる箇所は、授業でわかりやすく理解できるように工夫をしています。オーセンティックな深みのある内容と質にこだわりつつも、誰もが楽しく授業に参加できるような音楽科を目指しています。