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健康な学校生活への
取り組み
(保健室)

Student Health

健やかな成長を願い、生きる力を育むための取り組み(保健室)

初等部保健室は、児童はもちろんのこと、保護者の皆様、教職員等、誰もがいつでも安心して来室し、相談できる開かれた空間です。

保健室の主な取り組み(心身の健康管理・健康相談・健康教育・啓蒙活動)

・看護師と養護教諭免許をあわせ持つ常勤養護教諭と非常勤養護教諭、及び看護師3名が常時2名の勤務体制を組み、学校管理下における応急処置を行います。また、心身の健康上の問題に対し、適宜、個人の保健指導・健康相談に対応します。
・学校保健安全法に基づく定期健康診断の計画・実施・事後措置を行います。診断結果を元に、疾病の疑いがある児童には、早期検査・早期治療を促します。また、個人情報には配慮した上で、個人・集団の健康教育・健康管理・健康相談等に活用します。
・学期毎に年3回身長と体重を測定し、児童の健全な発育状態について確認します。
・随時、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の指導・助言を仰ぎ、学校保健活動に活かします。
・教員で構成される保健委員会を定期・臨時に開催し、初等部保健活動全般に関わる計画・実施・評価を行います。
・児童や家庭への情報提供、啓蒙活動等を目的とした保健便り「お元気ですか」を発行します。
・中等部、高等部の保健室と連携を図り、個別・集団の保健活動・健康教育に役立てます。

人生100年を生き抜く力を育むために

超高齢化・少人口社会問題を抱えながら「人生100年を生きる」時代が到来しました。
初等部の子ども達には、長い人生を充実させながら、たくましく生き抜く力を養ってほしいと願っています。そのためには、人生を生き抜くための資本となる自らの健康を他人任せではなく、「自分の体は自分で守ろう」とする健康観や健康生活習慣を育んでいくことが求められます。
初等部時代は、その基盤を育む大事な時期であり、教育効果を発揮する最大の好機でもあります。

保健室では、不調を訴え来室した児童に対し、表情や全身状態の観察とともに、一人ひとりの訴えを丁寧に聞くことを心がけています。その上で、心身の不調を軽減したり、不安を緩和したりできるよう、臨機応変な対応・処置を行います。さらに、ただ応急処置を行うのではなく、けがや心身の不調の要因を一緒に考え、今後の健康的な生活習慣・価値観が育まれるよう、発達年齢や個性にあわせた教育的な関わりも大事にしています。

初等部保健目標 「自分の体は自分で守る」

児童一人ひとりが神様の賜物である自分の命を自分で守り、たくましく未来を生き抜く力を身につけてほしいという願いから、初等部では「自分の体は自分で守る」を保健目標に掲げています。
この保健目標を念頭に、児童は初等部生活6年間の各教科学習、特別活動、行事等を通じて、横断的・段階的に健康に関する基礎知識や健康的生活習慣について学習します。
また、学習効果を上げ、将来を見据えた初等部保健目標を達成するためには、取り巻く大人達の個々の立場での児童への関わり方が重要な鍵となります。
保健室では、保健目標や保健活動の意義等、全教職員と各家庭の保護者の皆様が共通理解し、学校と家庭で一貫した健康教育が行えるよう、情報発信にも力を注いでいます。