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学校紹介

初等部 部長挨拶

青山学院初等部 部長 島根 照夫

青山学院の歴史を拓いた人ドーラ・E・スクーンメーカーは、生徒にどのように接したのでしょうか。『しなやかに夢を生きる』棚村恵子著の本の中に次のような記述が出てきます。
『生徒を人間として大切にする指導は手間がかかるものだ。しかし、その手間を省き、祈りを省略することによって、教師は、生徒との信頼関係を築く機会を失うことになる。信頼関係のないところにそもそも教育は成立しない。』

初等部の教育は、家庭とともに手を携えて児童の成長を促していくことを大切にしています。そのためには、児童、保護者そして学校の信頼関係は不可欠なのです。信頼関係を築くには、保護者と先生が同じ方向を向いた、教育観が大切です。かつて地域には、井戸端会議という場があって、たわいのないことを話すことによって、気持ちもほぐれたものです。家庭にも茶の間があり、家庭のコミュニケーションが保たれていました。だが現代はどうでしょう。核家族化がすすみ、気楽に話せる場が少なくなっているのではないでしょうか。
初等部では、児童と教師、教師と保護者のコミュニケーションを大切にしています。クラス懇談会や保護者会では、子育てのヒントが得られるような話し合いになります。聖書に親しむ会、賛美の会なども用意されています。学校は、保護者にとっても子どもにとっても居場所なのです。人と人とをつなぐ教育現場(教育の場)なのです。

子どもの一人一人には宝が詰まっています。そのことに保護者も先生も気づくとおたがいに豊かになれます。

青山学院初等部は、教科学習とキリスト教活動とを量的に理解するのではなく、質的に大事にされ、学校生活全体が、キリスト教信仰の価値観の基盤の上にたっています。そのために、子どもと保護者と先生のトライアングルの信頼関係を築いてまいります。

青山学院初等部 部長
島根 照夫