TOP

学習センター

子どもに生きる力や探求心、気づきの場を与える学習センターを目指して

初等部の学習センターは、1970年、当時初等部長をされていた伊藤朗先生の「子どもに探求と発見の場を」という考えのもとに、従来の「図書室」から名前も「学習センター」へと大きく変貌を遂げました。

子どもたちにとって、学習センターが「知的に物事を楽しむ場」であり、「単なる、本を読むところではなく、学習の動機付けとなるところ」になることを目指しました。子どもたちが、どういうことに興味や関心を持ち、どういう学習の進め方をしていったらいいかをガイド・サポートする場所が学習センターであるという考え方が、その後も引き継がれ今日に至っています。

新校舎建設に伴い、3年生以上が利用し、調べ学習で活用できる図書が揃った「学習センター」と、1・2年生の子どもたちが気軽に絵本を手に取ることができる「低学年学習センター」に分かれ、合わせて約2万5000冊の図書があり、PC検索や独自の分野別配架や楽しい案内板を用意し、子どもたちの利用の手助けをしています。

また、季節に応じた詩や行事の掲示物も、保護者ボランティアの協力を得て完成しました。

オープンスペースである学習センターからは、大きな窓から校庭のけやきが四季折々の姿を見せ、子どもたちの読書環境を見守っています。図書を通じて、子どもたちの生活が豊かなものになるように、子どもたちの学びのセンターになるよう、より良い環境作りに努めていきたいと思っています。