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9日間も友達や先生と過ごす船での生活を想像すると待ち遠しい 大自然の雄大さや歴史に触れて、そこに神様の偉大さを感じたい。大海原できっと今以上に友達のありがたさや大切さに気付くと思う 青山学院初等部洋上小学校

1972(昭和47)年5月30日、初等部の校旗をマストに掲げた「かとれあ丸」が出航しました。これが洋上小学校の始まりです。6年生が全員参加して、8泊9日の航程で毎年行われている行事です。船内活動、寄港地などでの活動を通して、海への畏敬の念、様々な人や文化遺産・自然との出会い、人との関わりの大切さを学ぶ、伝統ある画期的な魅力のある行事のひとつです。

目的

  • ・海に囲まれた国、日本の子供として、大海に乗り出し、広大な海原に畏敬の念を抱き、自然との出会いを経験する。
  • ・洋上生活を貴重な研修の場と考え、船内活動を重視し、渋谷キャンパスの生活に生かされるような経験をする。
  • ・寄港地では、その地方独特の風土や文化遺産にふれ、さまざまな人との出会いを体験する。
  • ・小さな乗組員としての自覚を持ち、人との関わりを大切にしながら、新しい自分が発見できるように、積極的な生活をする。

主題聖句

かめりあ丸

「求めなさい。そうすれば、与えられる。」

マタイによる福音書7章7節

校長のご挨拶

38年前、ある先生が初等部生に海から日本列島を見せたいなという夢から始まった洋上小学校も今年で第36回を迎えました。今回は神・人・自然に出会うという初等部の考えを踏まえ『知っておきたい日本』というテーマを設け寄港地を決めました。このテーマの大きな柱は“明治維新”と“世界遺産”です。

高知・鹿児島。萩・松山では、幕末から明治という大きな時代のうねりで志を果たした先達の生き方に出会い、屋久島では日本が誇る世界遺産の中で深く静かに積み重ねられた時の流れを感じてほしいと思います。歴史の流れ、自然の雄大さ、船で行くからこそ感じることがそこにはあると思います。

かめりあ丸での生活は子ども達をひと回りもふた回りも大きく成長させてくれます。思春期の入口に立った6年生が自分自身と自分を支えてくれる人々、環境を見つめ直すのにこれ以上の機会はないと思います。

6月2日に竹芝桟橋を出航いたします。東海汽船の皆様をはじめ、寄港地の皆様、保護者の皆様、そして私たちの知らないところで応援して下さっている皆様に支えられていることを心にとめて、感謝の思いで過ごしたいと思います。
小さな乗組員に神様の祝福とお恵み、お守りがありますように皆様のお祈りに加えて頂ければ幸いです。

第36回 洋上小学校校長 藤原 功一

第36回 2010年 今年度の様子を見る